正規表現を使用すると、IDE で柔軟に検索を行うことができます。正規表現は、さまざまな検索パターンを表現できる特殊な構文から構成されています。
「プロジェクト内を検索」ダイアログで、正規表現を使用してファイル名またはファイルのテキストを検索できます。「検索」ダイアログと「置換」ダイアログで、正規表現を使用して検索および置換操作を実行できます。
正規表現の特殊文字については、以下の表を参照してください。
| 構文 | 説明 |
|---|---|
| | | または |
| ^ | 後続する文字から始まるテキストとマッチします。 |
| $ | 先行する文字で終わるテキストとマッチします。 |
| \ | エスケープ文字。ピリオド (.)、大括弧 ([)、中括弧 ([) またはその他の特殊文字とマッチさせる場合に必要です。 |
| \n | 改行文字 |
| [r | 復帰文字 |
| [] | 文字のセットを区切るために使用します。 |
| * | 0 回以上の先行する文字または文字のセット |
| + | 1 回以上の先行する文字または文字のセット |
| .* | ワイルドカード |
正規表現構文の全リストと、正規表現の詳細については、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/api/java/util/regex/Pattern.html#sum を参照してください。
以下の表には、ファイルの検索で使用できる正規表現の例をいくつか示します。
| 正規表現 | マッチ |
|---|---|
| "[^"\r\n]*" | ドキュメント内の (引用符付きの) 文字列とマッチします。 |
| \{[^\{\}]*\} | 中括弧 ({}) 間の内部コードブロック。入れ子の中括弧に囲まれたブロックにはマッチしません。 |
| [ \t]+$ | 行末のすべての空白。 |