一般にアクションは、ポップアップメニューで提供されるか、ウィンドウやノード、あるいはデータオブジェクトなどのコンポーネントに関連付けられます。
Action API は、2 通りのアクションを提供します。
メインメニューバーのメニュー項目、メインツールバーのツールバーボタン、および IDE 全体で使用できるキーボードショートカットから、プログラム的に呼び出されるアクションです。たとえば IDE では、「ツール」>「オプション」サブクラスの CallableSystemAction を定義しているアクションがこれに当たります。
ノードからプログラム的に呼び出されるアクションです。一般にノードは、DataObject を表します。基本的に DataObject は解析済みのファイル、すなわち、ファイルの内容やファイルが表すものの意味を認識し、それを使用してなんらかの処理を実行できる Java オブジェクトです。ノードは、アクションや各言語対応の表示名、アイコンなどの、ユーザーが対話する DataObject に機能を追加します。
どちらの種類のアクションも、「新規アクション」ウィザードを使用して作成できます。このウィザードは、自動的に layer.xml ファイルにアクションを登録します。
メニュー項目やツールバーボタンとして表示されるアクションの使用例については、を参照してください。ツールバー内の編集ボックスとして表示されるアクション例については、を参照してください。